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内容説明
“わたしの名前はアナ・ジェーン。九歳です。これを見た人が、うちに来て、お友達になってくれたらうれしいな”ガラスのボトルのなかには、そんな言葉が書かれた紙が入っていた。休暇を過ごすために、妹たち夫婦よりひと足早くカリブ海の島、セント・アリシアにやってきたファロン。彼女は浜辺を散策していて、ボトルが海に浮かんでいるのを見つけた。ファロンは興味をそそられ、その少女を訪ねてみることにする。同じ紙に描かれた地図から、少女の家がこの島の北にあると見当をつけ、海岸伝いに歩きだした。だが、途中、昼食をとった入江で疲れて眠りこんでしまい、気がついたときには満ちてきた潮にのまれ、岩にたたきつけられ…意識を失った。目覚めたとき、彼女は見知らぬ部屋で、知らない男性に見守られていた。ここはどこ?…そして、わたしは…。彼女は自分が誰であるかを忘れていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
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三つ子の三姉妹のシリーズの最終話のようです。前二話を読んでなかったので、三つ子とは後のほうまで気づきませんでした。ラグーンで見つけたボトルの手紙を読んで、送り主を見つけようと出かけたが、疲れて眠ってしまい満ち潮にのまれて怪我をして記憶を失ったヒロインと姉を亡くして姪を引き取ったお金持ちのホテルのオーナー・ヒーロー。過去を失ったヒロインの過去より、そうじゃないヒーローの過去が問題。秘書を愛人に??公私混同で失格じゃないですかねぇ・・・??2012/06/05
Rin
0
三つ子シリーズ、トリプルトラブル読了!本作のヒロインが一番好きです。自分の心に向き合い、ヒーロー姪に愛情を注ぎ、ヒーローにも…だったんだけどヒーローがそこまで頑なとは…ここまで受け入れておきながら、そこ!?ってびっくりしたわ。もう少し困らせてやりたいぐらいだったけど、姪が可愛いのでOK。もう一度、コミカライズ読み返したくなってきました😃2020/03/01