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内容説明
探偵事務所で働くキャシーは所長の妻の兄妹探しを始め、長兄ジャレッドを見つけた。彼は今、住所不定の肉体労働者で、不当な罪で留置場に入れられていた。古い写真ではおとなしそうに見えた少年が、精悍な顔に危険な雰囲気を漂わせ、瞳には怒りと悲しみが宿っている。これまでの調査から見ても、彼は悪いことのできる人じゃないわ。やがて真犯人が見つかったとき、キャシーは自由の身になった彼に、幼いころ生き別れとなった妹さんが探していると知らせた。今さら会っても無駄と拒むジャレッドをなんとか説得しながら、彼女はさらに、彼がこれまで目をそむけてきた真実を教える決意をした。人は家族を必要とし、愛を求めるものなのだと…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ヒロインは探偵で、ボスの妻の生き別れの兄を探していた。見つけたとき彼は冤罪で逮捕され、留置場に入れられていたが、初めて面会した時からヒーローの無罪を信じるところから始まります。ヒーローの息子がクールでありながら可愛くて、父親への敬愛ぶりにも涙が出そうになりました。ヒロインは優しいながらも強情で、ヒーローに無視されようが、無下にされようが、決して諦めず、追いかけ続けるのには脱帽です。ヒーローが妹弟と生き別れた時に感じたやるせなさや、腹立たしさから、探してくれた妹に会うのも二の足を踏むのも何となく理解できた2017/03/18
ちはや
0
2004.3.7 ★★★泣
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