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内容説明
唯一の肉親である兄夫婦を交通事故で失ってしまった。黒いドレス姿は大人びて見えるが、ジェンマはまだ大学生だ。葬儀が終わるまでは、悲しみに耐えなければならない。気を張って喪主を務めるジェンマの耳に車の音が聞こえてきた。場違いな深紅のフェラーリは会葬者の目を引いたが、ジェンマは顔をそむけ、到着した人物を認めまいとした。見なくても相手が誰かはっきりわかっている。ヴィットリオ・ヴァザーリ―イタリアのお偉い伯爵だ。永遠に埋めたはずの思い出が、ジェンマの胸で息を吹き返した。彼はなぜここに来たのだろう…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
4
兄がどうしようもないダメ男だったせいで、ヒーローから誤解されまくっているヒロイン。ヒーローから嫌われているのがわかるから、彼のことが好きなのに自分でも恋心を認められなくて可哀想だった。ハタから見ると両想いなのは明らかなんだけど、ひたすらすれ違う二人がハーレらしくて面白い。2016/06/05
こえん
0
ヒーローってばヒロインの話を全く信じないんだから。まぁヒロイン兄がヒーロー従妹と夫婦で(一緒に事故で死んだ)、なのに浮気ばっかりしてたのをヒロイン以外が知ってたっていう仕方がない面もあるんだけどね…。2009/12/28
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