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内容説明
カトリーヌ・ヒュームが祖父の住む村の小学校に赴任して5カ月。校長のほか、教師はカトリーヌ一人だけ。その小さな小学校を地方当局は閉鎖しようとしている。正義感の強い彼女は、生徒の両親たちと反対運動に立ち上がった。「…勝利は私たちのもの、私はあくまでも教鞭をとり続けます」カトリーヌの熱意あふれる演説は、会場の全聴衆を魅了した。だがただ一人、拍手もせず冷ややかな視線を送ってくる男がいた。村一番の名士で、教育委員長のレックス・モランだった。学校存廃の決定権を持つ人物と知ってカトリーヌはレックスこそ私たちの最大の敵、と闘志を燃やした。