ハーレクイン・イマージュ
恋するタイミング

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  • サイズ 新書判/ページ数 156p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784833542760
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

キャリーは自分の目が信じられなかった。“君とは結婚できない”ロバートからの手紙にはそう書いてある。なぜ?どうして、結婚式の当日になって?キャリーは震える指で教会から彼の家に電話をした。だが誰も出ない。私は捨てられたのだ。愛し合っていると思っていた男性に。ここにこうしてはいられない。町中の笑いものになってしまう。キャリーはウエディングドレスの裾を翻し、教会から逃げ出した。そのとき、彼女の横に白いムスタングが急停車した。「どうしたんだ?」運転席にいたのはウィル―彼女の天敵だった。キャリーの義兄で画廊のオーナーをしている彼は、いつも彼女の生活や仕事に口うるさく干渉してきた。ああ、ウィルにこんなところを見つかってしまうなんて…。だが、ウィルはキャリーの話を聞くと、傷ついた彼女のプライドを救う手助けをしようと持ちかけてきた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

27
再読。冒頭はキャリーが結婚式当日に婚約者から手紙で破談にされ、その夜に何故か双子の赤ちゃんの面倒を見ながら義兄(キャリー姉とウィル兄が結婚して義兄妹に)と一緒のベッドで仮眠をとるはめになったというびっくりな一日。苦手だと思っていたウィルの隠された素顔に惹かれていく半面、相思相愛だと思っていた婚約者に裏切られた傷はそう簡単に癒えなくて悩むキャリーに感情移入。反対に与えられたチャンスを精一杯活かそうと頑張るウィルが意外にも健気で可愛い(笑)。彼女の元婚約者への嫉妬心は隠し切れず、ダダ漏れだったけどね。うふふ。2016/03/06

糸車

19
何度目かの再読。この作家さんで初めて読んだのがこれだったと記憶している。もしヒロインの結婚相手が教会に現れていたらヒーローの恋は終わりだったし、母親を亡くした双子のお世話に追われていなければヒロインの傷心はこれほど早く癒えなかったし、苦手意識があったヒーローを身近に感じることもなかった。でも流されるんじゃなくてしっかり自分で考えるのも大切。ヒーロー&ヒロインに好感が持てて好きなお話。2017/11/11

糸車

10
結婚式当日に花婿から破談にされたヒロイン。途方に暮れる彼女を助けてくれたのがヒーロー。母親を亡くしたばかりの双子の赤ちゃんの世話を通して心を通わせるようになるふたりがいい感じ。可愛い赤ちゃんをお世話すれば当然情が移る。僕と結婚すればこの子たちの母親になれると誘惑するヒーロー(笑)可哀想にヒーローはずっとヒロインに片思いをしていたのに年長で義兄という立場から押しつけがましくなりすぎてヒロインに敬遠されてすっかり諦めモードだったの。ヒーローは覚悟があるとてもいい男です!育児、求愛に頑張る姿に感動しちゃった。2014/06/05

サティーシャ

1
キャリーは結婚式当日に破談になり教会から逃げ出したとき、義兄で画廊のオーナーをしているウィルが助けてくれ、なぜかウィルの双子の赤ちゃんの子守りを手伝い癒されていく。強引で支配的で苦手だったウィルのやさしさに触れ、子供の為に結婚する。嫉妬むき出しのウィルが最後まで本音を言わず、両片思いでジレジレします。2017/03/22

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