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内容説明
キャリーは自分の目が信じられなかった。“君とは結婚できない”ロバートからの手紙にはそう書いてある。なぜ?どうして、結婚式の当日になって?キャリーは震える指で教会から彼の家に電話をした。だが誰も出ない。私は捨てられたのだ。愛し合っていると思っていた男性に。ここにこうしてはいられない。町中の笑いものになってしまう。キャリーはウエディングドレスの裾を翻し、教会から逃げ出した。そのとき、彼女の横に白いムスタングが急停車した。「どうしたんだ?」運転席にいたのはウィル―彼女の天敵だった。キャリーの義兄で画廊のオーナーをしている彼は、いつも彼女の生活や仕事に口うるさく干渉してきた。ああ、ウィルにこんなところを見つかってしまうなんて…。だが、ウィルはキャリーの話を聞くと、傷ついた彼女のプライドを救う手助けをしようと持ちかけてきた。