ハーレクイン・イマージュ<br> ムーンバードが飛ぶ日

ハーレクイン・イマージュ
ムーンバードが飛ぶ日

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  • サイズ 新書判/ページ数 156p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784833542364
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

グレナはフロリダ沖の美しい島、ムーンバード・キーへやってきた。写真家のアシスタントとして、由緒あるホテルを撮影するためだが、心には、ひそかに期するところがあった―十年前、この島に滞在中、海でおぼれた姉、シンディの死の真相を探ることだ。十年前のその夜、幼かったグレナは、姉が男に誘い出されるのを目撃。ちらりと見たその手首には、伝説の鳥ムーンバードの入れ墨があった。手首に入れ墨のある男は三人いる―ホテルのオーナーの兄弟と、そのいとこのマーク。三人のうちの誰かが、姉を誘い出したの?美しい、けれど姉の命を奪った残酷な海を前に、悲痛な思いで泣きくずれるグレナ。そこへ現れて、慰めてくれたのがマークだった。彼は以前よりもさらにハンサムで、セクシーな魅力をたたえていた。でも、マークが姉と関わりがなかったという証拠はどこにもない。彼に惹かれながらも、グレナは高まる疑惑にさいなまれていた…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

20
生まれ育った土地に仕事で舞い戻ったヒロイン。夜の海で命を落とした姉の記憶がよみがえり、あの日姉を連れ出したのは誰か、自分が引き止めていれば事件は起こらなかったのではと罪の意識と犯人に対する復讐心を抱く。この作家さんは淡々と、でも細やかな心理描写で読ませる感じ。ムーンバードという伝説の鳥がはばたくシーンが印象的で、姉を救えなかった悲しみからようやく抜け出して、ヒロインがヒーローと新たな人生へ踏み出すラストシーンに安堵。2018/02/02

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