- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
愛する人の結婚式を準備するのが私の仕事。自分を説得できないまま、挙式の日が…。ウエディング・コンサルタントのエイミーは困惑していた。社交界の花形同士、マックスとロビンの結婚式を引き受けて、喜んだのもつかのま、すべてがとんでもない展開に…。花嫁のロビンは、すこぶる派手で豪華な式を挙げたいと主張し、マックスのほうはひたすらシンプルな挙式を望んでいる。さらに困ったことに、何かにつけ相談に訪れるマックスに、私自身が心を引かれ始めてしまったのだ。こんなことで無事結婚式までこぎつけられるだろうか?エイミーの不安は的中した。挙式当日、大幅に遅刻してきた花嫁にマックスがついに怒りを爆発させ、結婚が中止になったのだ。マスコミは大々的に報道し、エイミーの仕事は大打撃を受けた。そのうえ、マックスを家にかくまうことになって…。前代未聞だわ!結婚を取りやめた花婿とウエディング・コンサルタントが同居なんて。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
6
初対面からヒロインに心惹かれていても、きちんと筋を通すつもりが結婚式当日に破談になってしまったヒーロー。でも自分の結婚式のウエディングプランナーを口説くなんてヒロインじゃなくても引くと思うのよね。狩野真央さんのコミックでヒーローがそれはそれは麗しくゴージャスに描かれていてクラクラ。小説を読んでいる間中、頭の中で狩野さんの絵に変換されきゃ~っとなりました。意地っ張りなふたりのやりとりが笑えるし、口論のあと考え直して歩み寄る姿勢が好ましい。運命の人に出会ってもしっかりその手を摑まえるまで油断してはいけません。2015/02/13