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内容説明
大金持の集うパーティなんて、つまらないに決まってるわ。でも主催者は、あのメディア界の帝王ジュリアス・ブランスン。一生会えないかと思っていた人―私の父親かもしれない人だ。テスは友人アンドリューに誘われ、期待を胸に秘めてやってきた。それなのに豪華船上の人々の中心に主催者の姿は見えない。急病で欠席と聞き、失望で真っ暗な気分を抱えて海を眺めていると、親しげに男が話しかけてきた。日に焼けた精悍な顔つきの長身の彼と、思わず楽しい会話に心が弾んだとき、相手が誰であるかを知った。プレイボーイとして有名なブランスン家の養子ピアーズ。お金も権力も好きに使い、人生を面白おかしく生きてる男に違いない。その彼から週末のオペラに誘われ、なぜかテスは承諾していた。父に会えるかもしれないというより、今は彼に心がときめいて…。