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内容説明
休暇から戻った翌朝、コーヒーを切らしたのに気づいたステイシーは、ガウンを引っかけただけの姿でアパートの向かいのドアを叩いた。すると現れたのは友人ではなく、ぼさぼさ頭で上半身裸の男。“あなたは誰?”“そっちこそ誰だい?”ふたりは視線で互いの心を探り合った。「ろくに服も着ないで会うなんて、運命の出会いに違いない」「冗談はよして!」と言いながら、男の言葉に彼女の胸は高鳴った。その日から、顔を合わせるたびにトラブル発生で、急速に親しさを増し、本当に運命の相手かもしれないと思い始めたとき、ステイシーは彼の正体を知った。トニー・デブルー。トニーこそ、愛する相手ではなく彼女の敵だったのだ…。