- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
スタンフォード家に預けられた日の翌日、六歳のディキシーは十三歳のコナー・スタンフォードに恋の予感を感じた。七歳のとき、ディキシーはコナーと結婚しようと決めた。そして二十歳。TV局特派員の父を亡くし天涯孤独になった彼女は「僕たちは結婚するのがいいと思う」と言われ、コナーと結婚した。父と同じ特派員のコナーの目は、やはり、外の世界に向いていた。いくらコナーを愛しても、わたしはまたここに一人残されるだけ。ディキシーは翌朝、姿を消した。七年後、彼女の版画を扱う画廊に現れたコナーは『猫少女』を買画廊のオーナーを介して面会を申し込んできた。彼女は当惑した。なぜ『猫少女』を。モデルが自分の娘だと気づいたのだろうか。