出版社内容情報
細胞間の振動からAIの作曲まで、音楽はどのように生まれ、人類の進化と文明に何をもたらしたのか。世界をリードする音楽学者が描き出す壮大な人類史。「音楽のための『銃・病原菌・鋼鉄』だ」 ダニエル・レヴィティン評
内容説明
音楽はいつ生まれたのか?なぜ音楽は人を興奮させるのか?音楽と脳の関係は?なぜ人は歌うのか?音楽と宗教の関係は?AIが作る音楽はどんなものになるのか?…脳科学、認知科学、心理学、文化人類学、民俗学、考古学、生物進化学など、あらゆる分野の最新の知見を織り込んで、人類と音楽の歴史的な関係をときあかす。
目次
第1部 人生(ボイジャー;ゆりかごから墓場まで;私たちの生活のサウンドトラック;想像の風景、見えない都市)
第2部 歴史(氷、砂、サバンナ、森;西洋の調律;超大国;終盤)
第3部 進化(動物;人類;機械;音楽の本質に関する十一の教訓)
著者等紹介
スピッツァー,マイケル[スピッツァー,マイケル] [Spitzer,Michael]
リヴァプール大学音楽学部教授。ナイジェリアでハンガリー系の両親のもとに生まれ、イスラエルで育つ。1973年のヨム・キプール戦争時に英国に移住。オックスフォード大学マートン・カレッジおよびサウサンプトン大学で学び、ダラム大学で20年間教鞭をとった。卓越したピアノの腕前を持つ。ベートーヴェンの世界的権威で、音楽の哲学や心理学についても幅広く執筆している。妻とふたりの娘と一緒にリヴァプールのペニー・レーン通りのすぐそばに暮らす
竹田円[タケダマドカ]
東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaname Funakoshi
colette
cape
Kota Abe