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内容説明
10年前、若いふたりの仲を裂いたのはそれぞれの未来にかけた野心だった、とレイチェルは思う。権力と成功を目ざす人々の野心がうずまくこの、世界の首都ワシントンで出会ったふたり。外交官としての道を歩みはじめたばかりのクリストファーはそのキャリアの追求のために、この地を去っていった。いまはレイチェル自身がワシントンを仕事の根拠地として着実に医師としてのキャリアを重ねてきている。つぎつぎと任地の変わる外交官の同伴者にはなれない。再会のふたりに、10年前と同じ選択がせまられる。