シルエット・ディザイア 泥棒がキューピッド

バック，キャロル【作】〈Ｂｕｃｋ，Ｃａｒｏｌｅ〉/増村 早紀【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（1998/01発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784833528740
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

アトランタの旅行会社「ガリヴァー・トラベル」の支配人ルーシーは、同僚からの誘いを断り、大晦日を一人で過ごすつもりだった。ほんとうなら、十一回目の結婚記念日になるはずだった日。あんなに愛していたのに、クリスとの結婚生活は一年で終わった。今になると、なぜ別れたのかわからない。その思いはクリスも同じだった。ある財団から顧問弁護士として働かないかと請われ、彼は面接のためにアトランタを訪れていた。アトランタ―ルーシーが暮らす街。彼女ともう一度会わなければ。ところが、「ガリヴァー・トラベル」でクリスを迎えたのは、ルーシーと…休日に一稼ぎしようともくろむ三人組の泥棒だった！泥棒たちに、狭くて暑い倉庫に閉じこめられたクリスとルーシーは体を寄せ合い、過去を、かつての情熱的な日々を思い出した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぽこ]

十年前に別れた夫婦が再会したんだけど、泥棒に監禁されてしまい、悪いことをしている彼らに夫婦関係を諭されていくお話。夫婦の問題は弁護士もキャリアウーマンも泥棒も一緒ってことかな？実はあの時・・・っていう話がてんこ盛り。もっと早くに話しあっとけば良かったのにねぇ"(-""-)"

2016/04/26

[こえん]

これの後の話を先に読んだので、苦手な雰囲気の作品と分かっていながら挑戦。どっちが悪い…と言い切れない過去のすれ違いが「若かったのね…」って感じ。

2009/01/18