シルエット・ディザイア 明日になれば

ジェイムズ，クリスティン【作】〈Ｊａｍｅｓ，Ｋｒｉｓｔｉｎ〉/増村 早紀【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（1997/01発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784833528276
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

イザベル・グレイはセクシーな肢体と安定した演技力で連続ドラマ『明日になれば』の悪女役として人気の女優だ。ある日、撮影スタジオに現れた男性を見て、イザベルは愕然とした。マイケル・トレイナー。十年前に恋に落ちた相手。そして、かわいい娘の父親…。マイケルは十八歳だったイザベルの心をずたずたに引き裂き、彼女の妊娠を知らずにニューヨークに去ったあと、人気俳優となっていた。その彼が、今度はイザベルの共演者としてふたたび現れたのだ。以前より魅力的なマイケルに会って、動揺しなかったと言えば嘘になる。そして、彼がジェニーの存在を知ったらと思うと…。でも、彼と同じシーンはないし、無視すればすむことだ。そう考えて安心していたのに、突然脚本が変更されるなんて！しかも、いきなりマイケルとラブシーンを演じなくてはならないのだ。わたしはプロの女優よ。そんな意気込みで始めたマイケルとのキスは、いつしか本物のキスに変わっていた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

全体手には面白かった。ただ10年前にヒロインを捨てた理由はやっぱりヒーローの勝手としか考えられない。ヒロインが病気と障害を抱えた娘を育てるのに、どれだけ苦労したか聞いていたにも関わらず、自分の子供だとわかるとヒロインを責め立ててその場を去った行動は、ヒーローが出だしからいい人だと褒め讃えられていた人物とは、人間像が違っていると思った。過去を反省しているなら、そんな態度を取るとは思えないし、連絡を入れるぐらいの心遣いをするのが娘を一人で育ててくれた女性に対する礼儀でしょう。終盤まで好印象だったのに、ガッカリ

2014/09/06

[みータン]

軽く再読。やっぱり、娘がいたことを隠していた!!とまずヒロインに対して怒ったヒーローに魅力幻滅度マイナス☆２個だわ！ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ（笑）

2012/08/05