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内容説明
「助けてくれ、きみが最後の望みなんだ」プロ野球界の星、ビリー・ザ・キッドことウィル・サザーランドが突然、理学療法士のクリスタの前に現れた。よりによって、はるか昔に別れた恋人のクリスタのところに。ウィルはあのころと少しも変わっていない―それだけに、松葉杖をつく姿は痛々しく見える。“脊髄の損傷”三カ月前、新聞は彼の事故をでかでかと書き立てた。「もう一度歩きたいんだ。君がかなえてくれると信じている」プロの野球選手になるためクリスタの元を去ったウィル。そのウィルが再び彼女を求めているのだ。ただし、今度は恋人としてではなく優秀な専門家として。男の人とはもう関わり合いをもたないって決めたはずよ。「わかったわ。でも、まず二人の間のルールを決めましょう」ウィルの笑顔に以前と同じときめきを覚えたクリスタは、ある予感を振り払うようにこう提案した。
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