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内容説明
「で、彼女はどんなふうなんだ」ロイスは見えない目を向けた。「そうですね…」執事のエマソンは考え込むように間をおいた。「身長は170センチ、やせ型ですがセクシーな体つきです。髪は長く、淡い蜂蜜色。瞳の色は…ブルーとグリーンの中間のような―そう、海のような色です」ロイスは大きくため息をついた。盲人指導教師のジュリアがいくら魅力的であったところで、一人で何をすることもできなくなってしまったぼくには関係がない。スピードの出しすぎで車の事故を起こし、視力を失った。“どうすれば家具や壁にぶつからないですむか、教えます”彼女の青い瞳がこんなに鮮やかに見えない目に浮かぶのはなぜだろう。青い瞳、ニューヨーク、寒い夜。どういうわけか、10年前のある出来事がロイスの胸に再三よみがえった。
感想・レビュー
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- 洋書
 
 - Finding Jake
 


              

