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内容説明
ロッキー山脈のなかでもひときわ突き出たビッグソーン山。ラリモア・コーポレーションの女重役、モーガナ・ラリモアは、女性社員どうしの親睦をはかるためにこの地にキャンプをはっていた。春とはいえ、山の天候は不安定で、いまにも雪崩が起きそうだ。モーガナに同行したほかの女性たちは早々に山を下りたが、彼女は部下たちを弱虫呼ばわりして、一人山に残った。頑固な娘を見かねて、ナサニエル・ラリモアは、山に住む旧知の牧場主、ジェイク・トールマンに助けを求めた。会社では“怪物”の異名をとるやり手のモーガナのことだ、素直に山を下りるわけがない。まして、父親に頼まれて来たとわかれば、なおさらだ。そう思ったジェイクは、偶然を装ってモーガナに近づいていったが…。「ここは立ち入り禁止よ」魅力的な声と共に弾丸が頭上をかすっていった。

              
              

