「走る原発」エコカー―危ない水素社会

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「走る原発」エコカー―危ない水素社会

  • 上岡 直見【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 134p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861871252
  • NDC分類 537.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

燃料電池車の燃料・水素の大量製造は原子炉で行われる!エコカーの名の下で進む原発延命策を論理的に批判。小出裕章氏との対談収録

安倍政権が進める燃料電池車の燃料・水素は、高温ガス炉という原子炉で製造される!
電気自動車やプラグインハイブリッド車の普及は、電気の大量利用=原発の促進につながる!
「エコ」の衣をかぶった原子力延命策を冷静かつ論理的に批判する。

巻頭対談 「エコカー」への疑問  小出裕章・上岡直見
弟1章 燃料電池車・電気自動車と原子力の深い関係
弟2章 「夢の水素社会」は本当か?
弟3章 高温ガス炉は「青い鳥」なのか?
弟4章 原発は地域に貢献していない

【著者紹介】
上岡 直見
1953年 東京生まれ。
1976年 早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。
1977~2000年 化学プラント設計・安全性審査に従事。
現在、環境経済研究所(技術士事務所)主宰。
主著『自動車にいくらかかっているか』(コモンズ、2002年)、
   『原発避難計画の検証』(合同出版、2014年)ほか。

内容説明

燃料電池車、電気自動車、夢の水素社会―「エコ」の衣をかぶった原子力延命策を冷静に批判。

目次

第1章 燃料電池車・電気自動車と原子力の深い関係(「究極のエコカー」の正体は?;日本全体のエネルギーフロー ほか)
第2章 「夢の水素社会」は本当か?(水素利用の歴史;原子力と表裏一体の「水素社会」 ほか)
第3章 原子力延命策としての高温ガス炉(復活した高温ガス炉;高温ガス炉は「青い鳥」か ほか)
第4章 原発は地域に貢献していない(自動車こそ「国富」の流出;エネルギー支出の減少が経済にはプラスになる ほか)

著者等紹介

上岡直見[カミオカナオミ]
1953年東京都生まれ。1976年早稲田大学大学院修士課程修了。技術士(化学部門)。1977~2000年化学プラントの設計・安全性審査に従事。現在、環境経済研究所(技術士事務所)代表、法政大学非常勤講師(環境政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

23
小出裕章先生は、京大退職の翌日松本に移住されたという(12頁)。私の地域でも講演会とか、菅谷市長らとの対談やパネルディスカッションをやってもらいたいと思う。合併10周年ではそんなイベントはやらないようだけど。松本市には優れた市長を選ぶ市民がいる(13頁上段)と指摘されている。エコカーも環境を汚染する(38頁~)。ゴムタイヤで走る以上、タイヤ粉塵発生。粉塵はバナジウム、ニッケルの重金属と化合物のうち、石油精製でアスファルトに移行してくる分を考慮する。人間に摂取されることは避けられないようだ(38頁~)。2015/12/05

V6_1800

4
電気自動車がエコなんかでないのはわかりきってる話。オール電化住宅なんかにしても似たようなもんなんだけど、水素社会になれば解消されるという嘘を丁寧に解説した本。全ての車が水素または電気自動車になるとスタンドの数が圧倒的に不足するといったわかりやすい話から、簡単ではあるがプルサーマル計画が破綻したのにどうやって原発を稼動させられるのかという技術や環境の問題まで書かれている。勿体無いのは最後に安倍政権批判をいれたこと。指摘はまったくその通りなんだが、客観分析に基づく本が色眼鏡で見られる可能性が出てしまった。2020/09/08

Akio Kudo

2
★★★★★ 難しく読みづらいのが難点だが、水素社会がエコでも何でもないという事実は十分読む価値がある。水からは殆ど水素は作れないという指摘も重い。2018/01/22

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