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内容説明
ハンナは亡き伯父が残した牧場を相続するため、十六年ぶりに故郷のワイオミングに帰ってきた。“一年間牧場に住み、家畜の世話をすること”それが伯父の遺言状に書かれてあった相続の条件だった。もし守れなければ、権利は隣の牧場のダンに移るという。なぜ伯父―、いや、父はこんな条件をつけたのだろう…。伯父が実の父だと知って傷つき、ハンナは家を出た。そして、好きだったダンがほかの女性と裸でいるところを見て…。その彼が今、ハンナの前に大きく立ちはだかっている。「きみは一年ももたないと思うね」「やってみせるわ、ダン。あなたにこの土地は渡さない」見てらっしゃい、一年後にはきっとわたしを見直すから。だが、ハンナはまだダンの本当の思いに気づいていなかった。彼が十六年間、ずっと彼女を待ち続けていたことに…。