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内容説明
大晦日の夜、ジュリーの兄は友人タイラーを連れて帰ってきた。一月一日がジュリーの誕生日のため、毎年大晦日はパーティになる。二人はたちまち惹かれ合い、熱いキスを交わした。だがタイラーはジュリーがまだ十七歳と知り、彼女の前から姿を消した。それから八年―。ジュリーは二十歳のとき結婚したが、その夫も今はこの世にいなかった。今年もまた大晦日の夜。いつものようにパーティが開かれる中、ジュリーは兄が連れてきた人物を見てその場に凍りついた。忘れもしない八年前の大晦日、激しく口づけを交わした相手、タイラー・ジョーダン。茶色の髪も、瞳も、体つきも、なんて亡夫に似ているのだろう。そこで彼女は愕然とした。私は亡夫がタイラーに似ていたから、結婚したんだわ…。