- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
オリビアは四年ぶりに帰国し、感謝祭にギャラガー農場を訪れた。事故で夫を亡くした親友、キャスリーンを慰めるために。ギャラガー家の人々とは、家族同様に親しくつきあってきた。でも、今回は会うのが恐ろしい―。親友の兄、サムにだけは。四年前、ふたりは恋に落ちたが、オリビアはアフリカの難民を救いたいという使命感に燃えていたし、サムのほうは代々続いた農場を離れることなど考えられなかった。結局、オリビアはプロポーズを拒絶してアフリカに発ったのだ。だが現実は厳しく、今や彼女は無力感で疲れきっていた。そして覚悟していたこととはいえ、再会したサムは冷ややかだ。ああ、サムは以前にもまして男らしくて素敵だわ。オリビアは動揺した。わたしは今も彼を愛しているのかしら…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ととめ
0
三部作の1話目。ギャラガー三きょうだい長男の話。拝金主義の両親に反発しアフリカで援助活動に励むも、熱病と自身の無力さに打ちのめされ帰国した令嬢ヒロイン26歳。ヒロイン親友の兄で農場主ヒーロー28歳。4年前に恋に落ちるも、アフリカに行くヒロインと農場を守りたいヒーローの折り合いがつかず破局。それを知らないヒーロー母が、未亡人になったヒーロー妹の為にヒロインを感謝祭に招待。生真面目な二人がそれぞれ被害者面してるので、イラッとくることも。ヒーロー両親がラブラブすぎで萌える。2017/02/06
akiyuki_1717
0
三部作。上流階級出のヒロインは両親の上部だけのチャリティー精神に反発し、アフリカでのボランティア活動に参加することが生きがいと信じきっていた。四年前に親友の兄と付き合い出すが、自分の理想に牧場を捨てて着いてきて欲しいというが断られ、本当に愛されていなかったと傷心を抱えてアフリカへ。ヒーローも同じように彼女のボランディア精神は自分より大切な物だったと臍を曲げて彼女を憎み続けていた。どっちも自分勝手で相手を思いやらないので、ただただイライラした。2024/12/02