- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
弁護士のケルシーは、トロントにある法律事務所で働いている。事務所は先ごろ亡くなった彼女の祖父が設立したものだ。そして1年前、有能な弁護士ブラント・ハーコートが共同経営者としてこの事務所に入ってきた。彼は今、祖父がほかに持っている不動産会社も狙っているようだ。その会社は、ケルシーが10歳の時に死んだ父親が継ぐはずだった。そんなわけで、父のためにも不動産会社の株をぜひ手に入れたい。明日は、祖父の遺言が公表される日…。不安に思うケルシーに、ブラントが突然遺言の内容を明かした。「彼は持ち株全部を僕に遺したんだ―君と結婚する条件でね!」