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内容説明
処女作が好評を博したアメリカの新進作家ローラ・ベンソンは2作目の構想を練るため小説の舞台に選んだメキシコに飛び、母の旧友イザベル・カスティリョを訪れた。カスティリョ家の豪壮な館はまさに小説の舞台にふさわしいが、持ち主はイザベルではなく彼女の甥ロマンだという。会ったこともない人の館の招かれざる客になってしまい、ローラは気が重くなった。そのうえ初めて顔を合わせたロマンが、次作のために思い描いていた誇り高く傲慢なヒーローのイメージにぴったりだなんて…現実とフィクションが交錯してローラの心は揺れる。