目次
1章 大学教員の私が学生に接客バイトを勧める理由(「多様な人たちと協働する力」は授業では磨けない;接客アルバイトが若者を成長させる ほか)
2章 採用から社員登用まで、「若者が育つ」3社の仕組み(日本マクドナルド;スターバックスコーヒージャパン ほか)
3章 若者を成長させる「経験と触媒」(お気に入りの場所で働きたいという「憧れ」;将来を見越した「成長意欲」 ほか)
4章 どんな組織にも当てはまる「人材育成の黄金則」(「上司や同僚」が生み出す触媒;「顧客」が生み出す触媒 ほか)
5章 「四方よし」のすすめ(接客バイトは未来の社員であり顧客である;自然乾燥木材を作ろう ほか)
著者等紹介
見舘好隆[ミタテヨシタカ]
北九州市立大学キャリアセンター准教授。1967年京都府京都市生まれ。関西大学文学部卒業後、旅行会社やインターネットプロバイダにて人事や販売促進を15年間経験したのち、首都大学東京キャリアカウンセラー、一橋大学大学院社会学研究科キャリアデザイン担当特任講師を経て現職。経営学修士。国家資格・2級キャリア・コンサルティング技能士。元リクルートワークス客員研究員。専門分野は若年者のキャリア形成支援。研究テーマは授業や課外活動におけるコンピテンシーやジェネリックスキル習得など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もくたつ(目標達成)
4
マクドナルド、スターバックス、コールドストーンの人材育成術を幹に、人材の育て方を書いたもの。マクドナルド、牛丼の吉野家の接客、人材育成のこだわりが書かれていて、今まで両店にはファストフード店という認識しかなかったけど、これからは感謝して大事に商品を食べようと思った。2018/09/16
ひろきんぐ
3
社会に出る前に アルバイトを勧める本。 アルバイトは 社会的モラルやマナー を学べる。 色々なバイトをすれば 違った視点でも見れるし、 自分の成長にもつながる だろうなー。 自分の子供にも 社会に出る前に アルバイトさせたい。 2017/07/17
あきこ
1
次の仕事を探さなくてはと思う今日この頃。まずはアルバイトやパートからでも…と考えていたところ、この本を読んで企業によってこんなにもアルバイトでもやりがいを持って働けるところがあることを知りました。私の地元にはマックぐらいしかありませんが、それでもやりがいを感じながら働ける職場を探してみようと思います。昔のように、正社員だから良い人材!という時代ではないです。2013/01/24
HIRO
1
3社でそれぞれ人材育成のプログラムがあるが、正規、非正規に関わらず同等に扱っているところが良いのだろう。人を育てるのは仕事そのものだけではなく、仲間であり、顧客であり、教育プログラムであり、そして、個人のキャリア感である。2012/08/14
pggm
1
マクドナルドは社員とアルバイトの人数比が1:40らしく、アルバイトが有能でないと業績は上がらない。大人数のアルバイトを有能にするには、アルバイトの育成が重要であり、マクドナルド(とスタバとコールドストーン)の人材育成のノウハウが本書に書かれている。マクドナルドは延べ人数でいうと日本国内だけ7桁の人をアルバイトとして育成してきただろうから、多くのフィードバックがあり優れた育成プログラムであることが推測できた2012/05/03
-
- 和書
- ビジネス骨相学