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内容説明
本書には、古代より変遷してきた川と人との歴史を織りまぜながら、垂直護岸の壁面緑化に挑んできた企業の水辺の修景論が綴られている。
目次
第1章 川は生きている―川の自然、川の歴史、川の変遷(人々の暮らしと密接に結びついていた川―春の小川は何処に;コリドーとしての水辺が消えた―水辺を彩る自然界の営み ほか)
第2章 都市の水辺に失われた自然環境を再生する(北海道・有珠山と三宅島・雄山の噴火;溶岩の優れた特徴を生かして複合資材を開発 ほか)
第3章 エコビジネスへの挑戦―ナチュロックの歩みとそのメカニズム(富士山六合目の落石防止工事にはじまったナチュロック;溶岩にこだわらず、その土地の石を埋め込む―日本ナチュロックを設立 ほか)
第4章 水辺から都市へ―エコビジネスをつなげる(プレキャストコンクリート製品の国際会議BIBMで論文発表;テーマは「覆う」―新たな多孔質環境素材を開発 ほか)
著者等紹介
佐藤俊明[サトウトシアキ]
エコプロデューサー。日本ナチュロック(株)専務取締役。1948年山梨県富士吉田市生まれ。コンクリートと天然石を複合させた「ナチュロック」の発明者。コンピュータシミュレーションを使い、数々の景観設計を提案、溶岩を使った製品の開発や研究なども多数手がける。1999年ベネチアで開催された世界最大規模のプレキャストコンクリート製品の国際会議BIBMで景観と生態系の保全を考えた「コンクリート製品と溶岩を複合利用した多孔質環境製品」の論文を発表。現在「21世紀の美しい日本を創る」をテーマに地球温暖化を視野に入れたビオトープ型多孔質環境製品「ビオボード」「ビオフィルム」「ビオガーデン」の普及活動を展開中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。