内容説明
健全なる科学技術は、健全なる社会から生まれる!環境・エネルギー問題に関する“安全・安心”と“21世紀の人間社会”との関わりをテーマとした貴重な調査・研究レポート。
目次
序章 安心の条件
第1章 21世紀をどう生きるか(高齢社会の「安心」―理想の老後像;楽老社会の発想;省エネ型ライフスタイルの勧め)
第2章 環境立国と日本人のライフスタイル(日本人の自然観;ゴミ問題から見た日本人の環境観;先進国と途上国の環境・エネルギー意識)
第3章 安心社会の力学(「組織ノイローゼ」の諸症状と克服法;社会的問題の解決プロセス;原子力発電テレビCMの効果測定;原子力発電所事故時の社会対応)
第4章 原子力発電と日本人の国民性(国民性から見た原子力発電に対する態度構造;原子力発電に対する態度を測定する 事故後の態度の変容について;原子力発電のイメージ;東海村臨界事故後も変わらない利用態度)
第5章 安全と人間の行動(人間の情報処理特性から見たヒューマンエラー;安全のためのサインシステム;「ハットヒヤリ」事例を活用するヒューマンエラー;夜間保修作業研究と安全文化)