内容説明
情報技術(IT)を武器に、製造業復活に賭けるアメリカ。最新設備を導入して日本の製造技術に「追いつけ、追い越せ」で迫るアジア諸国。挾撃にあう日本の製造業は今、IT革命という時代の流れの中で岐路に立たされている。産業史の視点から、時代を的確に捉え、日本の“もの作り”の行く手に警鐘を鳴らす話題の書。
目次
第1章 もの作りの現場が一変する
第2章 金型作りの現場を見る
第3章 世界一の工作機械産業
第4章 日本人が発明しアメリカ人が特許をとる
第5章 世界トップの金型工場を見る
第6章 ドラスティックな製造改革への挑戦
第7章 もの作り現場の最先端で起こっている大改革
第8章 「一気通貫」で製造現場はがらりと変わる
第9章 “技能”を“技術”に置き換えるもの作り
第10章 急進展する技術革新
第11章 21世紀の戦場は知的財産権だ
第12章 日本の製造現場を包囲する国際標準
第13章 21世紀の日本の産業技術
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