出版社内容情報
七緒 vol.71 2022秋号
第１特集 新しい「木綿」
第２特集 「やさしい着つけ」術
すべすべ、しなやかな肌触りに、あれれ。軽くて、すいすい進む裾さばきに、あらら。
糸の工夫、織りの知恵が紡がれて、新しい木綿が生まれています。
七緒秋号第１特集は「新しい『木綿』」。
手頃なものから、ちょいと奮発した一枚まで、「新しい木綿」を実際に羽織って、それぞれの着心地を大検証！
何でもない日、自分のために着たくなる。
新しい「木綿」ワールドで、理想の木綿との出会いにご期待ください。
第２特集は「やさしい着つけ」術。
前結びなら、思い通りのお太鼓がカンタンに結べて「やさしい」。
胸紐の数や付き合い方を見直せば、胸元がふーっとらくになって「「やさしい」。
かつての日本画を眺めれば、そもそも着物は「体にやさしい」ものだったのでは。
法政大学名誉教授の田中優子先生、時代小説『おんなの女房』が話題の作家?蝉谷めぐ実さん、
おしゃれのセンスに注目のマドモアゼル・ユリアさんによる、「着つけ」にまつわるエッセイも必読です。
巻頭企画では、『ようこそ、秋の植物園へ』と題し、秋の植物文様ワールドを散策します。
そのほか、肌寒くなると恋しくなる羽織を楽しんだり、
“はぎれ探し”も楽しい骨董市ショートトリップに出かけたり。
作家の山内マリコさんによる対談連載のお相手は、ファッションクリエーターの伊藤佐智子さん。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neimu
29
優しい着付け術が特集だけれど、着物は自分で着られないし、持っていても着ていく場所も無いけれど好き。リフォームしたチュニックやワンピースの方が活躍しているから。でも、やっぱりその色やデザイン、帯や帯留め、小物まで眺めるのは楽しい。長めの羽織はカーディガン代わりになる。桐生の骨董市、行ってみたいなあ。はぎれ散歩楽しそう。浮世絵から読み解く着物あれこれ、田中優子氏の解説も嬉しい。何度も読み返したくなる、眺めたくなる雑誌。実生活に活用できれば良いのだろうけれど･･･。生活を楽しめる余裕も無く、眺めるだけだが。2025/02/27
ふう
24
着物絡みには財布の紐が緩すぎ、困ったもんだ。でも、普段に着る工夫は着物文化の継承とエコでおしゃれにという難問への切り口になる。古い時代の日本画の着物の着付け分析もたのしい。2022/09/11
nao1
2
読み物が多くていい雑誌だと思う。人選もすてき。この雑誌の着物が一番好みだな。着物を楽しむ女の人生っていいな。2023/03/16
僕素朴
0
港区郷土歴史館、素敵！でもHP見たら無許可の撮影禁止って注意が真っ先に出てきた。コスプレ撮影所みたいになりかけてたのかなあ。京都・一脇のスクエアな草履、本当素敵。なおかつ歩きやすいとのこと。夏・冬に花想容で催事。唐突に出てくる謎の「明子さん談」が気になって探しまくったら和裁士の妻だった。すごい探した！！2023/01/17
