内容説明
「特許」には、企業の過去から現在までの発明やイノベーションの歴史が書かれている。従って、技術開発や事業開発の動向、および、今後、どのような事業を行うのかがわかるのである。これを読み解くことができれば、企業の「未来」を予測し、いま、株式投資をすべき企業が見極められる!
目次
1 “特許”はインテリジェンス。なぜ、投資に役立つのか?
2 特許でわかること―書いてあることから知るべきもの
3 強い企業・強い技術を見抜け!―特許情報の読み方
4 実践演習:「オリンパス」の可能性を探ってみる
5 投資センスを磨く―役立つ情報の見つけ方
6 知財戦略のダントツ企業「花王」と「コマツ」を解剖する!
7 長期で応援したい企業の、最新動向をチェックしよう
著者等紹介
楠浦崇央[クスウラタカヒサ]
TechnoProducer株式会社代表取締役CEO。発明塾塾長。京都大学工学部機械工学科卒。京都大学大学院工学研究科エネルギー応用工学専攻修了。1997年、川崎重工業株式会社入社。CP事業本部に配属され、大型オートバイのエンジン設計開発を担当。その後、株式会社小松製作所に入社、減速機事業部にて風力発電関連の新規事業開発を担当。2004年、MITの「世界を変える10大技術」に選ばれた超微細加工技術ナノインプリントの事業化を目指すスタートアップ「SCIVAX株式会社」(独立行政法人産業技術総合研究所研究員兼務)を設立。2008年TechnoProducer株式会社設立。新規事業・研究開発テーマ創出の実働支援や、発明・知財の教育講座(eラーニング・動画)などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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