内容説明
失われた30年を取り戻せ!ブランディングの力で会社に元気の風を吹き込んだパナソニック2年間の軌跡。
目次
第1章 新しいブランドスローガン「幸せの、チカラに。」はなぜ生まれたか
第2章 「環境」への考え方がブランドにもたらす、絶大なインパクト
第3章 創業者「松下幸之助」は、100年先を見すえていた
第4章 若手社員が担う「パナソニックらしい」先端デジタル・コミュニケーション
第5章 最も重要と幸之助も語った「インターナルブランディング」はいかに変わったか
第6章 事業会社パナソニック「空質空調社」の新しいブランディング戦略
第7章 ブランドとは何か。楠見雄規グループCEOインタビュー
著者等紹介
上阪徹[ウエサカトオル]
1966年、兵庫県生まれ。85年兵庫県立豊岡高校卒。89年早稲田大学商学部卒。ワールド、リクルート・グループなどを経て、94年より独立。経営、金融、ベンチャーなどをテーマに雑誌や書籍、ウェブメディアなどに幅広く寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぼっちゃん
46
2021年の調査でパナソニックの20代のブランド認知度が53%になり、それを回復するためにブランド力を73%に回復させた話。ブランドスローガンを見直し、インパクトのある柱を設けたのはわかるが、BtoBが主となり、10~20代の若者が手にする商品がないというのはと厳しいように感じた。2023/12/31
もりけい
2
冊子での社内報をなくすとweb上での社内情報への興味も低下するのが興味深い。なのでプッシュ型で冊子の社内報を復活したと。この辺りの効果測定を行っていることで外野から費用対効果の話をけちらしているのが素晴らしい。2024/04/01