内容説明
「世界で最も貧しい大統領」と称される、ウルグアイ元・大統領の真実とは?ホセ・ムヒカ氏が発するさまざまなメッセージは、現代社会を生きる私たちに、自由な生き方、本当の幸せを教えてくれる!
目次
1 弾丸と花
2 生き方としての質素さ
3 ゲリラと革命
4 ゲリラから大統領へ
5 静かな革命―自由への挑戦
6 ロックスター・ムヒカ
7 預言者郷里に容れられず―自国で評価されないムヒカ
8 50年後のキューバと米国
著者等紹介
ラブフェッティ,マウリシオ[ラブフェッティ,マウリシオ] [Rabuffetti,Mauricio]
ジャーナリスト。1975年、米国ローリー生まれ。ウルグアイ人の両親をもつ、ウルグアイ系アメリカ人ジャーナリスト・政治コラムニスト。ワシントンDCのラテンアメリカ特派員、ブラジルのAFP通信の編集幹事、ウルグアイの主任特派員を歴任し、現在はラテンアメリカのAFPの経済担当編集者、ウルグアイのテレビ局「カナル5」の政治アナリストを務める
鰭沼悟[エビヌマサトル]
株式会社groove agent代表取締役。「人生をより豊かに生きるため、世の中の大人をもっと自由にしたい」という思いで、2011年に株式会社groove agentを設立。すでにある中古物件を、リノベーションなどの方法を用いて時代や多様な暮らしに合わせて刷新、活用していく「ゼロリノベ」を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラツマピック天国
1
「世界一貧しい大統領」として有名だったホセ・ムヒカ氏について、本人の言葉や、関係者からの聞き取り、当時の世界情勢などについて書かれています。本人は世界一貧しいと言われることを好んでなく、無限の欲望を満たそうとして逆に渇き続ける消費社会の中で生きるほうが「貧しい」のではないか、と考えていました。また、国外では人気があった大統領も、国内では、官僚や組合と衝突し、思うように進まなかった治世であったことが書かれています。若い頃の反体制ゲリラ時代の記述も多く、彼の人間像に迫るものだったと思います。2023/12/11
さぴ
1
図書館にて、一部。 奥様についてや記者の迎え方、お祖父様から教わったこと、家のなかのたたずまい、お料理や家の仕事についてなどなど、個人的に好きなところをメモに残しました。 このメモを見て、またしばらく家事や育児、がんばれそうです! 2023/06/10