内容説明
京都の会長さん、社長さんは美味しい店を知っている。
目次
齋藤茂「トーセ」会長兼CEO―祇園ゆたか/KITCHENよし田
長瀬孝充「キョーラク」社長―たん熊北店京都本店/おがわ
河内誠「ロマンライフ」社長―ぎをん竹茂/Restaurant MOTOI
山中隆輝「山中商事」社長―すし処満/月村
中山永次郎「ANAクラウンプラザホテル京都」社長―鮨割烹なか一/イルギオットーネ京都本店
内田〓「京都青果合同」社長―京都ネーゼ/河久
三好正晃「祇園辻利」社長―鮨・割烹有吉/天竺広東倶楽部
原悟「原了郭」社長―ぎをん福志/鉄板食堂ことら
鈴木康次「日本合繊工業」会長―ちもと/富小路やま岸
本間満「明清建設工業」副社長―ぎおん阪川/煕怡Kii〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいぱぱ
57
京都の会長、社長さんの「居場所」的な飲食店を紹介する本。僕でも知ってる高級店(行ったことはないけど)が多いが、知らない庶民的なお店もたくさんある。京都は居酒屋さんもたくさん紹介されてて、美味しい料理と日本酒でゆっくりまったりしてみたい。この本で紹介されてきたお店では「洋食おがた」「クレープメゾンモック」そしてあの「天ぷら八坂圓堂」で修行されたという「天ぷら鈴」に行ってみたいな。この本では紹介されてないけど新選組や坂本龍馬も通った『鳥彌三』やすっぽん鍋の『大市』は死ぬまでに行ってみたい。2023/02/24
チャッピー
17
京都の地元企業の社長さんたちがお気に入りの店を紹介している。社長さんたちはこういうとこでご飯食べてるのか。意外とこじんまりした店が多い。2022/09/01
たっきー
7
京都の会社の会長・社長のおすすめのお店紹介。庶民が行くには敷居が高そうなお店が多い。紹介文に子どもが祇園祭の長刀鉾のお稚児さんで〜とあったり、お稚児さんで一緒になったときからの付き合いと書いてあるのをみて、お稚児さんができる家=いいお家柄…という京都ではかなりのパワーワード。階級制度のない日本のなかでそれを感じさせる、京都の恐ろしさを感じた(本書のテーマとは全く関係ない)。2022/10/22
才谷
3
京都の会社経営者が美味しい店・行きつけの店を紹介してくれる本書。一歩踏み込んだディープな京都を楽しみたいなら紹介されている店に食べに行くのがいい。2022/06/22
お抹茶
0
京都に勤める社長が紹介なしで入れるおすすめの店を紹介していく。旦那はんのご贔屓を知ることができる。リーズナブルといっても1万円近くはする。味だけではなく店主との会話も楽しめ,友人・知人に喜んでもらえる店であることも重要。祇園の店が多い。季節や体調や好き嫌いに臨機応変に対応できる力がお見事なのは「ぎをん 福志」。どの年代でも京都らしいおだしの効いた滋味を楽しめて,扱うジャンルも多くほっとできるのが「呑喜屋 むね」。客と店主の信頼関係や敬意も窺えて,京都で長く商いを続けるコツも垣間見える。2023/10/17