内容説明
広告代理店で営業マンとして働く「ボク」は、仕事がうまく行かず、毎日モヤモヤしている。そんなボクの前に、アメリカの大学院でアドラー心理学を修めたドラさんが、上司の課長としてやってきた―。「働く理由」「仕事の楽しさ」を見つける、アドラー心理学の実践ストーリー!
目次
プロローグ ドラさん、皇居に現れる
自分を追い込んでも、やる気が続かないんです
失敗から目をそらすなんて、できません
カラ元気を出すのに疲れちゃいました…
やらなくちゃならない仕事が山積み
成績の悪いボクは劣っている。負けている
自分を追い込んで、やっとできるようになったんです
自分を勇気づける、次のステップとは何だろう?
誰かを喜ばせようとしても、無視されたりバカにされるんです
自分の意見だけでなく、存在までも否定された…
目の前の人のため、が共同体感覚なんですか?
あなたを信じていたのに…
課長なのに、頑張らなくてもいいの?
ドラさん、チャレンジを続ける
著者等紹介
小倉広[オグラヒロシ]
アドラー派の心理カウンセラー、組織人事コンサルタント。コーチングや交流分析などを学ぶうち、それらの源流にアドラー心理学があることを知り、岩井俊憲氏に師事。現在は数多くの企業にて講演、研修を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mukimi
68
自己啓発本に求める即効性と分かりやすさがピカイチ。生きづらい時自信を失った時、アドラー心理学は論理的に思考を前向きに転換してくれる。特に人間関係を縦でなく横で見るというのは視野を広げてくれる。だが人と比べて劣等感や焦りに苛まれたときに湧いてくるパワーも私を押し上げてくれた大きな力であり、それを否定するのは腑に落ちない。1920年代に提唱されながら高度経済成長期の日本に受け入れられなかったのはそういう原因もあるのでは。とにかく今後の自分に有意義な心理学であることは信頼しているので、もっと様々な書籍で触れたい2020/01/13
かず
35
★★★★★Audible。再読。ポジティブになれる内容。2019/06/04
羽雪*hane**
32
audibleで耳読。心理学三大巨頭の中で一番好きなアドラーがもし上司だったら?題名ですでにワクワクがとまらない。アドラーの教えがテーマとともに宿題として出されているのでわかりやすく、耳読だからこその臨場感も味わえて、至福の時間だった。2022/05/05
かず
32
★★★★Audible。2019/02/03
はな
30
仕事でのアドラーの考え方が理解できてよかったです。仕事場で抱える悩みとか人がとのコミュニケーション、会議の意見の捉え方、どれをとっても明日から実践して行きたいと思いました。自己肯定と自己受容わかって良かった。2018/07/10