内容説明
ウォール街で利回り4200%、伝説の男が語る投資哲学集。分散投資はしない/歴史と哲学に学べ/北米に投資ならカナダ/通貨危機はすでに起こっている…特別コラム「儲かる株情報」の読み方。
目次
1 大富豪になれる人のシンプルな習慣(細部に注意を払え;運動して、しっかり寝る ほか)
2 投資で大成功するための小さなヒント(歴史と哲学を学べ;新しいことなど起こらない ほか)
3 世界の動き、お金の流れを読み解く(すべてはお金の流れについていく;バブルは必ず崩壊する ほか)
4 自由な人生の扉を開ける鍵(自分の目で世界を見る;子供こそ最高の投資対象 ほか)
著者等紹介
ロジャーズ,ジム[ロジャーズ,ジム] [Rogers,Jim]
1942年米国アラバマ州生まれ。イェール大学卒業後、オックスフォード大学ベリオル・カレッジ修了。米陸軍に従事した後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスと国際投資会社クォンタム・ファンドを共同で設立。10年間で4000%を超える驚異のリターンを実現。37歳で引退し、世界を旅して回るかたわら、コロンビア大学で教鞭を執る。1998年8月に商品先物市場の指数である「ロジャーズ国際コモディティ指数」を創設。現在、シンガポール在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒデミン@もも
39
読みやすかった。『安易な増税は狂気の沙汰』増税には反対。ロジャースさんが日本の政治家ならお金を刷るのをやめて債務を減らす努力をし、減税して大幅に支出を減らし、関税も減らす。そして移民を受け入れる。まぁこんなことを言っていたら、日本の選挙で絶対に当選はしないでしょうけどね。だって。2016/06/01
シャコタンブルー
29
年末ジャンボ宝くじが外れたので、大金持になるために読んでみた(笑)。読後、私は大富豪にはなれないと今更ながら確信した(笑)。その理由は朝8時からエクササイズをしながら、パソコンでメール、ニュースサイドをチェックすること。テレビは一切見ないこと。極めつけは21世紀の超大国は中国であり、二人の娘に北京語を学ばせるために中国人のベビーシッターをつけて教育していること。経済面だけで中国語を学ばせるのはどうなんだろう!? 中国の文化、人権、自由の価値観をどう評価しているのか気になった。2020/01/03
Taiyo
27
お金で買えるのは自由。 結局、私はお金で「自由」を買いたかったのです。会社勤めをしていたら、なかなか思うように自分のやりたいことを実現できない。私の目標は人生でやりたいことができる「自由」を手に入れることであり、そのためにお金を稼いだのです。ですから、今ではそれ以外のことはほとんどお金は使いません。 2016/10/29
舟江
7
イスラム教徒ではないが、証券はもとより銀行を含めた金融業は胡散臭い仕事と思っていた。プレジデント社が出版しているという理由で読んでみたが、品がないと思い込んでしまっていることを払拭することはできなかった。2020/06/29
beirain
2
よく言えばギュッと中身が詰まった一冊、悪く言えば端折りすぎ。 自分の感想は後者。2021/05/05