内容説明
残念ながら、ほとんどの人々は、背景がそこに存在することを正面から認めようとさえしない。これは不幸な話だ。背景の存在に気づけば、物事を理解する秘密の力が手に入るのだから。奥行きのある豊かな現実があぶり出されれば、今、最も大切なことに注意を向け始めることができるようになる。本書では、この能力をどのように育み、大小問わず課題の解決に役立てる方法を伝授したい。すべては「見ること」から始まる。頭で考えるのではなく、その目で見るのだ。
目次
見る作法
1 準備編 何かを見ている自分自身を見るという練習(知覚の魔法;最初のルッキングラボ―ゲシュタルトの物語;現代の3人の芸術家がつくるゲシュタルト―しきたりや常識にとらわれずに見る)
2 実践編(大発掘―純粋な観察から始める;グループの立ち話という経験;美術館を歩き回るという経験 ほか)
論文や思考に学ぶ観察術 実践を触発する練習(見ることのイノベーション―疑いのレンズで見る;聞く作法―社会の沈黙に注意を払う;文化的な変化を探す―変化はどのように起こるのか ほか)
著者等紹介
マスビアウ,クリスチャン[マスビアウ,クリスチャン] [Madsbjerg,Christian]
コンサルティングファームReDアソシエーツの共同創業者。人間科学の実用分野で広く執筆、講演、教育活動を行う。ニューヨークタイムズ、アトランティック、フィナンシャルタイムズ、ワシントンポスト、ブルームバーグ、ビジネスウィークなどで活動を展開する。現在、家族と共にニューヨークシティ在住
斎藤栄一郎[サイトウエイイチロウ]
翻訳家・ライター。山梨県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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