内容説明
変わり続けるトヨタの変わらない仕事術。
目次
第1章 トヨタの会議・打ち合わせ(×成果発表の会議/○問題発表の会議;×意味もなく短い会議/○体感時間が短い会議 ほか)
第2章 トヨタのコミュニケーション・思考術(×「業者」と呼ぶ/○「仕入れ先様」と呼ぶ;×やたらと長い書類/○ひと目で全体がわかる書類 ほか)
第3章 新事業KINTOに見る問題解決のやり方(×「初心を忘れるな」と言い続ける/○つねに新規事業を立ち上げる;×宣伝するのみ/○とにかく仲間を増やす ほか)
第4章 トヨタの教育・思想(×一方的に教える/○できる限り対話重視;×部下の間違いを自分で直す/○何度も部下に考えさせる ほか)
著者等紹介
野地秩嘉[ノジツネヨシ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ハゲおやじ
4
私には 珍しく こっち系の本で気になっていた。世界一と言われる安定企業のトヨタ自動車の社員教育/概念が、図解と短い文章でまとめられている。これなら 私の様な奴にも読みやすい。偏見ではあるが、ここまで大きくなった会社だから書ける内容なのかなぁ。実態は、社員すべてが理解しているとは思えないが…。2024/02/23
ぞだぐぁ
1
トヨタグループ内で仕事させてもらったことがあるので、ああそういえばそうだった、って思いだされる事例もあったけど、そうでもなかったよと疑問符が付くとこもあってかなり賛美気味。 役員のアポは秘書に連絡して会議室取ってとか必要だったし、「仕入れ先様」でなく「サプライヤーさん」って話してたけどなぁ。(大抵はイノ○ックさんとか会社名だけど)。 あと、古い車種の金型も持ってる件は前に下請法の違反だったかでニュースになってたけどメーカー負担で置かせてたからあんまり褒められない。2024/12/20
itoyo
1
カイゼンやジャストインタイムなどが取り上げられることが多いが、「他の誰かのために」が会社全体で共有され実践されているからこそ、世界一の自動車メーカになったのではないかと感じた。誰もが分かっているけど実直にやってきたか否かの結果が今の状況ではないか。2024/03/08
ゼロ投資大学
1
トヨタは全社的に相手をリスペクトする文化が徹底されている。取引先をサプライヤーと呼ぶのではなく、仕入れ先様と敬意を持って接しているのは非常に好感を持った。トヨタの創設以来続けられてきたカイゼンの文化がトヨタの真骨頂なのであろう。2024/01/27
ワンダ
0
★★★☆☆ ところどころ参考になるネタありました。2023/06/14
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