独断―宗次流 商いの基本

宗次 〓二【著】

プレジデント社（2020/10発売）

• サイズ 46判／ページ数 231p／高さ 19cm
• 商品コード 9784833423847
• NDC分類 335.04
• Cコード C0034

内容説明

カレーの本場、インドに逆上陸したココイチ経営の原点。カレーハウスＣｏＣｏ壱番屋・創業者。コロナ後の経営に役立つ「変人経営者」が守り続ける１００の極意。

目次

第１章　「成功の種」は計画して見つけるものではない（人生は「生まれた境遇」で左右されるわけではない；貧しい中からでも「希望」は生まれてくる　ほか）
第２章　「基本の基本」を大事にすればすべてうまくいく（「根本精神」を大切に守れば必ずうまくいく；明日の経営のヒントはすべて「現場」にある　ほか）
第３章　「真心の経営」を実践する（利益の少ない商売ならば、より一層「心」を込めよ；「社用車」を見れば、会社の経営姿勢がわかる　ほか）
第４章　どんな場面でも切り抜ける「宗次流経営論」（経営は「継栄」でなければ意味がない；「シンプル」に考え、ただ「ひたすら実行」する　ほか）
第５章　成功のためになくてはならない「助け合いの精神」（自分のためではなく、「人のために」お金を使う；企業活動は「地域社会の支え」なしには続けられない　ほか）

著者等紹介

宗次〓二［ムネツグトクジ］
カレーハウスＣｏＣｏ壱番屋創業者。１９４８年石川県生まれ。７４年喫茶店開業。７８年カレーハウスＣｏＣｏ壱番創業。８２年株式会社壱番屋を設立し代表取締役社長に。２００５年５月に東証一部上場。１９９８年代表取締役会長、２００２年役員退任。０３年ＮＰＯ法人イエロー・エンジェル設立、理事長就任。０７年クラシック音楽専用ホール「宗次ホール」オープン、代表就任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[kozy758]

CoCo壱番屋の創業者、宗次さんの経営訓録。全身全霊で経営にかけてきた思いがよく伝わる。もちろん経営者ではないが、ゼロから全国チェーンを立ち上げた、思い・姿勢がよく伝わる。　名古屋・宗次ホールにて購入した本。

2021/08/31

[ジロ]

カレーのCoCo壱創業者の本。社長語録の解説本なので黒字だけ読めば30分くらいで読める本です。創業者は仕事が趣味の仕事大好き人間。毎朝3時55分に起きて仕事をする。これを365日続けている。高級品にも興味は無く、貯めたお金でコンサートホールを作りクラシック音楽の発展に寄与されている。業績は、増収増益でなければならない。目標は必達。徹底した現場主義。お客様の声を聞き改善を続ける。清掃は毎日徹底的に行う。お客様本位で考えれば業績は上がる。

2020/11/02

[Go Extreme]

成功の種：一生の仕事　ラッキーのまま終わらせない　商売のおもしろさ　人生を180度変える　早起き　常に上を目指す　基本の基本：根本精神　ヒントはすべて現場にある　クレームは財産　自覚は実践ので　絶対の自信　人間性　毎日やる　真心の経営を実践：薄利・より一層心を　数字＜姿勢　評価はあえて厳しく　宗次流経営論：継栄　シンプルに考え・ひたすら実行　面白い→無休・長時間　経営者のよそ見　前に進む←執着しない　助け合いの精神：余裕がない≒逃げ口上　シャツ980円・腕時計7800円　できるところから・今すぐ　心の姿勢

2021/03/07

[呑司 ゛クリケット“苅岡]

CoCo壱番屋の創業者が自身の経営哲学を披露している本。以前からカレーだけで１４００店舗になることは不思議だった。誰でも好きなカレーだからとは思わないが、継栄の哲学を知ることで幾分納得することが出来た。道なき道に積み上げること、現場主義、失敗のタネ、素人の自己流、成長戦略と目標、究極の贅沢など気になった。やはり経営は継栄だと思った。

2025/03/09

[kanno akira]

ココイチ創業の仕事に対する価値観を書いた本です。平易な言葉で書かれているのですぐ読めます。しかし、書いてあることを実践することはかなりの至難でしょう。「３時５５分に起床する」「仕事が楽しいなら無休で働ける」毎日街の掃除をする」などとても真似出来そうにはありません。著者の宗次さんはすざまじい情熱で経営に取り組んでいたことがよくわかります。 何か自分でもできるアクションプランはないかなと思っていたら「できるところから寄付を始めてみる」とありました。２０２４年１月１日に地震のあった石川県に少額の寄付をしました。

2024/01/09