内容説明
欧州の超名門投資銀行勤務を経て、颯爽と登場した史上最年少大統領の素顔をベテラン政治ジャーナリストが描く。
目次
そして“マニュ”は夢を見た…
“神の子”
マニュとマネット、「愛するのはあなただけ」
生きること、愛すること
生涯唯一の女性、ブリジット
エマニュエル・マクロンと文学
人を魅了する力
代父と兄たち
“システムの申し子”の家族風景―ジャン=ピエール、ジャック、アラン、ダヴィド
社交界とセレブたちとの交流
政界の未確認飛行物体(UFO)
若き成功者としての大統領
著者等紹介
フルダ,アンヌ[フルダ,アンヌ] [Fulda,Anne]
1963年生まれ。パリ政治学院卒業。フランス「ル・フィガロ」紙のベテラン政治記者。1991年から同紙でジャーナリストとしての活動を始め、テレビ、ラジオ、雑誌、書籍等で積極的に活動を展開する
加藤かおり[カトウカオリ]
国際基督教大学教養学部社会科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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フロム
8
超流し読み。マクロン本人ではなく。周囲の人々のインタビューからマクロン像浮かび上がらせるという手法なのだが、マクロンの神童ぶり、秀才ぶり、人たらしぶりは非常に良く伝わってくるが、それだけ。そんなんで仏大統領って成れちゃうの?マクロンの入門編としては正直大失敗な一冊。とりとめないマクロンの人柄だけは伝わってきた。まあ日本人は読まなくてもいいかな。 2018/06/08
モビエイト
5
最年少のフランス大統領。 既存の政治、EUが揺らいでいる中、政治経験が乏しいマクロンがなぜ大統領になれたのか?プーチン、トランプと対峙出来るのか等、色々と興味は尽きないが、フランス、ドイツが安定しないと世界も安定しないので頑張って欲しいと思います。2018/04/29
Kentaro
4
ダイジェスト版からの要約 国民は若くてクールなマクロン大統領を選んだと思っていた。時代に即した全く新しい大統領を大統領府に送り込んだと考えていたが、そんなイメージはまやかしだった。彼はフランスの歴史上の人物を次々にお手本にしている。お手本はフランスが共和国になってからの偉人にとどまらない。王政や帝政期の人物も参考にしている。フランスの政治には「王」が欠けていると論じ、そのせいで「国民のあいだに実態のない心の空白」が生じており、その空白はナポレオンとド・ゴールが支配した時代にのみ埋められたと主張したのだ。2018/04/25
takao
2
ふむ2023/05/18
ろくしたん
2
異様に伝記とか充実してた。。。ミュータントのような。。。という人物評がすごい。トランプよりも面白いかも。2021/03/15