内容説明
本質を捉え、無駄なく、シンプルに伝える。そんな、アナリストのスキルが、いま、どんな仕事にも必要とされています。
目次
第1章 混沌から意味を引き出す「分析力」
第2章 逆算して組み立てる「プレゼン力」
第3章 意見の違いを乗り越える「人間力」
第4章 下品になってはいけない「数字力」
第5章 見落としがちな「時間・エネルギー管理力」
第6章 「ハブ性」で勝負する「言語力」
第7章 自分ブランドで差別化する「商売力」
第8章 組み合わせて動かす「結合力」
著者等紹介
フェルドマン,ロバート・アラン[フェルドマン,ロバートアラン][Feldman,Robert Alan]
1953年生まれ。70年、交換留学生として初来日。76年、イエール大学で経済学、日本研究の学士号を取得。84年、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得。国際通貨基金(IMF)、ソロモン・ブラザーズを経て、98年、モルガン・スタンレー入社。(現・モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)現在、チーフ・エコノミスト兼債券調査本部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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doi
9
(図書館)前作「7つ道具」に8番目のスキルを付けただけの本でした。実際には1-7にも加筆修正はありますが、そこまで大きな内容ではありません。「選択と集中」を提唱している一方で、7つ道具の選択と集中を容易にするな、という提言が増えています。例として挙げられているのは起業。起業するときは選択と集中が必要であり、選択なしの集中では効率が悪く、集中なしの選択では失敗に終わる可能性が高くなる。しっかりと選択した上で集中することが重要。2016/01/15
かめぴ
4
信頼の方程式。E(Expertise専門性)+R(Reliabilitr約束)+I(Intimacy親密性)/S(Self-Orientation自分中心)。わかりやすく、心に残り、そして実践せねば・・と深く思った次第。2014/06/22
カン
2
5
ミミヅク
2
ビジネスにおいて必要とされるすきると体系的にまとめた一冊。幹部社員、一般社員に限らず仕事ができる人はこの本で紹介されているチカラをバランスよく発揮されていると感じた。私が伸ばしたいと感じたのは、分析力とプレゼン力、聞く側になぜこれが必要なのか感情に訴えるプレゼン力を身につけたい。2016/05/16
べっち
2
★★★▲WBSでおなじみフェルドマンさんの著書。アナリストの能力が身につけば多くの仕事をこなせることができることは納得できた。分かりやすく能力に関する例もあげていたが、経済的なことでわからないことが多く、理解できない部分があった。ある程度経済的知識が必要。2014/10/31