内容説明
アジアの国々でちえの会社のニセモノ製品!日本国内では、中国メーカーの不気味な動き?なぜか機密情報まで漏れ、営業も大苦戦!犯人は?敵の狙いは?逆転の糸口は?ちえが知恵を絞った、必勝の戦略とは。楽しめながら、ためになる話題の「ケーススタディ」ビジネス・ノベルス。
目次
ちえの修学旅行はシンガポール
南の国で教わった「桶の法則」
ちえの旅行みやげから、ひと騒動!
海外で商標を守るの、大変
いま、会社、どうなってるの?
「金のなる木」が、そろそろ寿命!?
みんな、危機意識、足りないみたい
国内の営業が、じつは大ピンチ!!
情報は現場にあり
経営学は、お好み焼きのあとで
戦略タスクフォースが発進
慶映戦略、三つの道
戦略を決めるのって、責任重大ね
ちえ、「差別化戦略」を決断!
ちえが『孫子』から学んだこと
大作戦、ついにスタート
ちえ、ヨーロッパへ飛ぶ
『兵法三十六計』に、ヒントが
ちえ、一気に攻勢に転ずる
戦術・戦略なしのビジネスなんて!
著者等紹介
甲斐莊正晃[カイノショウマサアキ]
大妻女子大学短期大学部教授。経済学博士。株式会社KAINOSHO代表。慶應義塾大学大学院修士課程修了。大阪府立大学大学院博士課程修了。三井銀行、さくら総合研究所、国際協力事業団(JICA)海外派遣専門家、コンサルティング会社執行役員などを経て、現在は社員へのブランド浸透などの支援や講演活動にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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手押し戦車
12
ビジネスは常に製品やサービスなどを提供して行く。学校のテストは採点するのは先生の役目で事業の採点はお客さんがしてくれる。毎回同じ事をやっていたらお客さんが減ってくる。サービスや事業は常に改良してお客さんに採点してもらう。いい点数を取れると社会ではカンニングが通用して真似をしてくる。改良するときは全部やるとぶれてしまいオンリーワンの改良で差別化する事で一時的に競争力が出る。自分達の強みを生かすことの出来る分野で広げて行くと消費者から見るとその他大勢から個人となり共感した人が市場を作ってくる2015/02/14
MIHO
3
戦略の勉強したい。何を読むのがいいでしょう?2016/03/29
コジターレ
3
読メ登録前に読了。会社組織の理解に役立つ。
nana252
3
グローバル戦略の難しさと女子高生の無敵さ具合がわかった。戦略論として孫子などの紹介もあり色々と勉強になった。2015/02/01
明野 立佳
3
相変わらず読みやすい。もうだいぶちえ社長に馴染んできたので展開が楽しみになりつつある。・・・自分の環境的には「今ここ」という感じ。戦略は大事だ。2012/03/29