なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか―肥大する「超格差社会」のカラクリ

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なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか―肥大する「超格差社会」のカラクリ

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833419352
  • NDC分類 302.53
  • Cコード C0036

内容説明

なぜアメリカのCEOは100億円も稼げるのか、なぜ貧困層3980万人のアメリカで革命が起きないのか、なぜアメリカ人の半分は国民皆保険に反対なのか、なぜいまだにアメリカの製造業は世界一なのか、日本人に理解不能な「4つのなぜ?」に答える。

目次

第1章 なぜアメリカ金融エリートの報酬は下がらないのか?(建国以来の議論「報酬格差は悪なのか?」;高額報酬規制は失敗の連続 ほか)
第2章 なぜアメリカに革命は起きないのか?(アメリカンドリームの呪縛;東京首都圏の人口と同じアメリカの貧困層 ほか)
第3章 なぜ今でもアメリカ人は国民皆保険に反対するのか?(経済よりも厄介な人種という壁;カーター元大統領「反オバマ発言」の波紋 ほか)
第4章 アメリカの製造業「いまだに世界一」のナゾ(失業率二七%「アメリカ最悪の都市」;オバマ政権が抜擢した再生請負人 ほか)

著者等紹介

堀田佳男[ホッタヨシオ]
早稲田大学文学部卒業後、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社勤務後、90年にジャーナリストとして独立。以来、首都ワシントンで政治、経済、社会問題等で取材活動を続け、滞米25年後に帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ラーメン小池

5
米国在住が長く、米国女性と結婚・離婚するなど、公私を通じ米国社会の表裏に詳しい筆者によるアメリカ社会・経済論。ウオール街の金融エリートを中心とする超格差社会の現状から、なぜ革命が起こらないのか、と問いかける。革命が起きないのは、アメリカ人はまだアメリカンドリームを信じている(信じようとしている)こと、現状の強欲資本主義に代わる次のモデルが提示されていないため、と分析する。そして矛盾を抱えるからこその?アメリカの魅力と、実はますます強さを増している製造業発展の秘密にも触れ、バランスよくアメリカを論じている。2015/06/11

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