内容説明
『三國志』はなぜ読まれ続けるのか。それは「1対1」の単純な闘いよりも、あるときは共同戦線を張り、あるときは裏切り、そして無意識のうちに相手の影響を受け…という三者間の闘いが面白いからです。ビール、ハンバーガー、パソコン、緑茶、紙オムツ、家庭用ゲーム機…本書は、今、誰もが知っている市場で繰り広げられている、企業の激戦『ビジネス三國志』を読み解きます。
目次
第1部 新市場の創造(プレミアムビール―サントリーVSサッポロVSキリン、そしてアサヒ;ハンバーガー―マックVSモスVSロッテリア;モバイルPC―パナソニックVSソニーVSレノボ)
第2部 三國志の論理(健康緑茶―花王VSサントリーVS伊藤園;ベビー用紙オムツ―ユニ・チャームVS花王VSP&G;家庭用ゲーム機―任天堂VSソニーVSマイクロソフト)
著者等紹介
石井淳蔵[イシイジュンゾウ]
流通科学大学学長。神戸大学名誉教授。博士(商学)(神戸大学)。1975年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。同志社大学商学部教授、神戸大学経営学部教授、神戸大学大学院経営学研究科教授を経て、2008年より現職
栗木契[クリキケイ]
神戸大学大学院経営学研究科准教授。博士(商学)(神戸大学)。1997年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。99年、岡山大学経済学部助教授。2003年神戸大学大学院経営学研究科助教授
清水信年[シミズノブトシ]
流通科学大学商学部准教授。博士(商学)(神戸大学)。2006年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。04年より現職
西川英彦[ニシカワヒデヒコ]
立命館大学経営学部教授。博士(商学)(神戸大学)。2004年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。ワールド、ムジ・ネット取締役を経て、05年、立命館大学経営学部助教授就任。08年より現職
水越康介[ミズコシコウスケ]
首都大学東京大学院社会科学研究科准教授。博士(商学)(神戸大学)。2005年、神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。07年より現職
吉田満梨[ヨシダマリ]
神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程。2003年、立命館大学国際関係学部卒、06年、神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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