内容説明
人よりいいモンを「損得抜き」でつくる。それが江戸前。
目次
第1章 名人の原理(料理の基本を本気で語る;ちゃんと歩く、ちゃんと立つ ほか)
第2章 名人の言いぶん―対談 小野二郎(「すきばやし次郎」主人)×早乙女哲哉
第3章 名人の眼力(調理道具はどう選ぶか;使えるやきもの論 ほか)
第4章 主客の間合い―対談 山本容子(銅版画家)×早乙女哲哉(「みかわ」という店)
著者等紹介
早乙女哲哉[ソウトメテツヤ]
1946年、栃木県藤岡町に生まれる。中学校卒業後、「これ以上学校で学ぶものは何一つない」という父親の言葉に従い、東京・上野広小路の「天庄」に弟子入りする。76年、日本橋茅場町に「みかわ」を開店。修業時代から独自に培ってきた天ぷら理論を具現化し、次第に江戸前天ぷらでは第一級の店として知られるようになる。以後、テレビ、雑誌の取材は数知れず、96年にはエッセイ集『天ぷら道楽』(講談社)を書き下ろしている。天ぷらのみならず料理全般、あるいはやきものなどの美術工芸や骨董にも精通
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