内容説明
過去の人間の営みを、もう一度見つめ直し、新しい意味を知る人にして、はじめてリーダー、成功者たることができる。人間研究の宝庫といわれる『十八史略』の歴史的真理を現代社会に照応した画期的な本書は、明日への生命に働きかけてゆく英知と勇気を与えてくれる。「歴史」とは常に「今日」のことである。
目次
人間の織りなす壮大な社会劇
漢民族の乱世を生きぬく知恵
創業の才と守成の才
惜福の工夫
四時の序、功を成す者は去る
清流に臨みて詩を賦す
出処進退も「退」が最もむつかしい
人間には「命」と「数」と「独」あり
応待辞令の人間模様
将に将たるの器〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
heslkst
9
最後の人相学面白かった。 十八史略と見て、懐かしいなぁと思って手に取った。 思い出すにはいいかなぁと。 昔の人には頭が下がるばかりです。 もっと深く本を読むということをしないといけないですですね。2016/10/09
のんたん
3
十八史略に登場する人物に限らず、近代中国や現代日本の財界人および政治家の言葉と行動を紹介した本。これはやはり企業経営者と政治家に呼んで欲しい一冊。なかでも「湯王の祭文」ではトップの意思決定の重要さを説いているが、紹介されているこの祭文は、トップに限らず私も心に留めておきたい言葉だと思った。2016/05/30
日下部総司
2
中学校から何度も読んでた。結果オタクになった2013/01/15
yasuhiro yatomi
1
僕の人生のバイブル2018/06/10
taki
1
中国の正史(史記・漢書など)十八史のあらましを書き留めた十八史略。 この本を読めば生きる力も養われる気がする。 2010/03/23