パブリシティ権概説 (第2版)

パブリシティ権概説 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 468p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784833223614
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C3032

内容説明

モノのパブリシティ権をめぐるギャロップレーサー最高裁判決などの判例の蓄積に加えて、ますます高まるプライバシーへの関心とパブリシティ権の相克など、パブリシティ権をとりまく環境は動きつつある。そうした外的条件に加えて、その本質として常に流動する「動く標的」たるパブリシティ権を、とことん解き明かすのが本書の使命である。

目次

第1部 総論(パブリシティの権利の基礎構造;作業仮説としての「アイデンティティの権利」;法源論、先占論(総論)
先占論(各論)
標識法としてのパブリシティ権―顧客吸引力=弱い標職性
顧客吸引力の濫用?)
第2部 各論(対象物;パブリシティの権利の主体;パブリシティの権利の存続期間―権利の発生と消滅;権利の移転・共有・団体管理関係;侵害;抗弁;救済;国際関係;パブリシティの権利と税務;罰則)

著者等紹介

内藤篤[ナイトウアツシ]
1958年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、1985年弁護士登録(第一東京弁護士会)。ニューヨーク大学ロースクール留学後、1990年ニューヨーク州弁護士登録。大手法律事務所パートナーを経て、1994年内藤・清水法律事務所(2002年青山総合法律事務所に改称)を設立。著書に、『ハリウッド・パワーゲーム/アメリカ映画産業の「法と経済」』(1991年TBSブリタニカ刊)(平成3年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞)など

田代貞之[タシロサダユキ]
1952年大阪市生まれ。千葉大学人文学部(法律専攻)卒業後、1975年株式会社電通入社、マーケティング・サービス部門を経て1982年より法務部門にて勤務(法務室部長)。日本著作権法学会会員。2000年逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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