- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
内容説明
“日本のヘレン・ケラー”大石順教尼(無手の聖人)の最後の弟子。過酷な運命の先に見出した“希望と再生”の祈りをキャンバスに込めて―。画家のハートフルな生き方に共感した友人たちによる座談&エッセイも収録。
目次
南正文の世界(1)両腕を失くして
南正文の世界(2)大石順教尼との出会い
エッセイ 先生の笑顔(杉崎則夫)
作家のつぶやき(1)デニス・ヤングのこと
南正文の世界(3)日常のなかで
作家のつぶやき(2)三兄弟
エッセイ 私に与えられた答え(大島永浩)
エッセイ 南画伯の言葉を分かち合う(木村節三)
南正文の世界(4)絵・明日に向けて
作家のつぶやき(3)心の故郷・奄美与路島〔ほか〕
著者等紹介
南正文[ミナミマサノリ]
1951年、大阪府堺市生まれ。小学校3年の春休み最後の日、父が経営する木工所を手伝っていて、機械のベルトに巻き込まれて両腕をもぎとられる事故にあう。事故のため2年遅れて、養護学校へ4年生から入学。そこで口で本をめくり、足指でノートをとり、足と肩で箒を支えて掃除することなど、勉学と生活訓練に励む。中学2年のとき、「日本のヘレン・ケラー」と呼ばれた大石順教尼の最後の弟子となり、口に筆をくわえ、日本画の勉強に取り組む。67年、堺市展に初出品し、入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。