内容説明
父との再会を信じ、戦火の朝鮮半島を縦断。会寧~京城へ、母子三人の逃避行・12日間の奇蹟。
目次
1 会寧脱出記―昭和二十年八月十日‐九月(召集令状―八月十日;ざわめく軍都―八月十一日;脱出の夜―八月十二日・十三日;古茂山で―八月十四日 ほか)
2 ゼロからの再生―昭和二十年九月中旬‐昭和二十二年春(名古屋への帰郷;怒りと飢えの小学一年生;父の就職;母の“我が家”獲得作戦)
著者等紹介
鈴木克隆[スズキカツタカ]
1938年(昭和13年)朝鮮京城府(現・ソウル)に生まれる。1951年(昭和26)名古屋市立白鳥小学校卒業。1954年(昭和29)名古屋市立宮中学校卒業。1957年(昭和32)愛知県立旭丘高等学校卒業。1961年(昭和36)名古屋大学経済学部卒業。同年、株式会社トーメンに入社。1990年(平成2)退職。現在、千葉県市川市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 稲妻よ、奔れ 集英社文庫