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著者等紹介
森勇一[モリユウイチ]
1948年愛知県生まれ。三重大学大学院生物資源学研究科博士課程修了。博士(環境史学・古生物学)。愛知県立津島高等学校教諭、愛知県埋蔵文化財センター課長補佐、国際日本文化研究センター共同研究員・同客員准教授、金城学院大学などを経て、現在東海シニア自然大学講師、NHK文化センター講師ほか
田口一男[タグチカズオ]
1947年岐阜県生まれ。愛知教育大学高校教員養成課程(理科)卒業。名古屋大学理学部地球科学教室研究生。専門は地史学・層位学・野外地質学。南山高等学校女子部非常勤講師、名古屋女子大学中学校・高等学校教諭・事務長を経て、現在株式会社C・ファクトリー専門研究員として城石垣石材と採石丁場、古墳の葺石・石室石材などの調査研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tetsubun1000mg
7
地形学の本は全国エリアからの解説が多いのだけど、今回は地元の東海地区がメインで北陸がサブでの紹介となっていた。 豊橋・豊川・俵地区の地層や知多半島のめずらしい地形は知らなかった。 三重県と愛知県の間にある神島は、有名でフェリーで横を通過していたがジオラマの宝庫だとは知らなかった。 北陸の地形も日本列島が大陸から離れていく過程でできたらしい。 北陸の日本海側に海底火山が爆発して隆起した地形との事だが、以前訪れた山形の海岸でも溶岩が隆起したような岩の連なりをよく見かけたのを思い出した。2022/07/30
やま
6
東海北陸地方のジオサイトを取り上げる。変わった地形や地質など、北陸の恐竜化石などもあります。考古学にもふれられ、知多半島の地下10mにある貝塚や石棒製作遺跡なども地学的観点から取り上げられていて興味深い。各県のお城も石積に焦点が当てられているとことも地学的で面白い。2025/03/17