内容説明
「暮らすように泊まる」がもたらす暮らしのパラダイム転換!自然系の暮らしをめぐる日欧の思想を見渡し、近年全国で増えている自然系ゲストハウスのさまざまな特質を分析、その今日的意義を問う。
目次
本書のねらいと構成
第1部 「自然系の暮らし」をめぐる動きと言説―消費から脱消費へ(消費社会の形成・限界・ゆくえ;脱消費の「自然系の暮らし」をめぐる動きと言説;日本における「自然系の暮らし」をめぐる動きと言説)
第2部 自然系ゲストハウスの特徴と存在意義―「暮らし方」への着目(ゲストハウスの定義、開業実態、関連文献;自然系ゲストハウスにおける多彩な暮らし方関連イベント等の展開;自然系ゲストハウス一覧および特徴的な50事例;自然系ゲストハウス利用者の意識と価値観)
暮らしのパラダイム転換を求めて
著者等紹介
松原小夜子[マツバラサヨコ]
京都府立大学家政学部住居学科卒業。大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了(学術博士)。現在、椙山女学園大学生活科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あみ
3
ゲストハウスに置いてあった。経営者が読んだのかな?大学の授業みたいな、本!!!私は自然がすきなので、前半はとても興味深く読んだ!!!!!後半はほとんど飛ばしました。ゲストハウス経営する人にはいいかもね。ニッチな体験が良いのかなぁ〜。2025/08/09
TobiJun
0
世界の環境をより良くする考え方、「スローライフ」「ミニマリズム」「ローカルライフ」などsustainable(持続可能)な言葉やどのような原因でそれらの言葉ができたのか成り立ちを知りたい場合、本書を読めばわかる。2020/10/03