内容説明
事件一筋30余年のベテラン記者が掴んだもうひとつの事件の真相。報道の裏で見た、あの凶悪犯の素顔をいま明かす!
目次
大阪教育大附属池田小事件 宅間守
秋葉原通り魔事件 加藤智大
松山ホステス殺人事件 福田和子
東京・埼玉連続幼女殺害事件 宮崎勤
奈良小1女児殺害事件 小林薫
本庄保険金殺人事件 八木茂
愛知・新城JC資産家殺害事件 五味真之(仮名)
首都圏連続不審死事件 木嶋佳苗
熊谷男女4人拉致殺傷事件 尾形英紀 少女A
帝銀事件 平沢貞通
奈良母姉殺傷事件 畑山俊彦(仮名)
著者等紹介
小林俊之[コバヤシトシユキ]
1953年、北海道生まれ。30歳を機に脱サラし、週刊誌記者となる。以降現在まで、殺人事件を中心に取材・執筆。帝銀事件・平沢貞通氏の再審請求活動に長年関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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澤水月
22
帝銀・平沢貞通の遺体写真!さらに頑なに収入元として口を閉ざした「春画」の現物写真がどーん! 宅間守の父、埼玉の八木茂とはいちジャーナリストとして少し超えているほど密な交流…宅間の子供部屋だの、幼写真だの他のマスコミに怒声を父が浴びせている際ともに酔って室内に寝転がっていたのがこの筆者! 八木に関してはついに最後まで「さん」づけで思いがあるようで、そのブレも大衆記者としてアリな気が。だが写メ送付幼女殺犯小林薫には性癖まで姫から明かし厳しい。浅学にして未知、平沢再審請求をずっとしている筆者、ムラあれど面白い2015/11/14
gtn
12
犯人やその家族から、会いに来てくれと言ってもらえる報道記者も珍しい。宅間守の父は著者を家に泊まらせ、手料理を振舞い、本庄保険金札事件の八木茂には、逮捕前であるにも関わらず、証拠物件があるかもしれない住居に上げようとする。相手が警戒しないのは、筆者がどんな人物であろうと、予断と偏見で判断しないからだろう。その証拠に、著者は今でも八木死刑囚のことを「八木さん」と呼ぶ。2019/10/27
詩界 -うたか-
9
ノンフィクション◆軽めに各事件について触れられているのですが、あ、折原一さんが題材にした事件だ、と別角度から読んでました。様々な事件があり、遺族は永遠に癒えることのない痛みと共に生きていることを、とても辛く感じた。【転記】2021/02/10
月子
6
どれも知っている事件でしたが、知らない事実も多々ありました。 冤罪なのかどうかわかる日は来るのだろうか?2021/10/08
さといも
6
さらっと読むには良い感じ。平沢貞通の遺体の写真は…ちょと怖かったな。2016/02/06
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